明治r-1とヤクルトの違いって一体何?
ヤクルト400とヤクルト1000ってどう違うの?
ヤクルト1000とヤクルトY1000は?
そう思ったあなたの悩みを解決する為に、
r-1とヤクルト、ヤクルト400、ヤクルト1000、ヤクルト1000Y を比較してみました!!
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
そもそも、明治R-1とヤクルトの違いは何?
TVの健康番組などで度々見かける明治R1(飲むやつ)とヤクルト400。
同じようにドリンク。同じように毎日飲む事を推奨していますが、内容にどんな違いがあるのでしょうか?
毎日飲むのなら、違いをしっかり把握して自分に合った物を摂取していきたいですよね。
それぞれ比較してみます!
明治R1とヤクルト、ヤクルト400・1000・Y1000 入っている菌は違うのか?
どちらも乳酸菌が入っていますが、
R1とヤクルトに入っている菌は違うもの。
ヤクルト全般に入ってる菌は同じもの、乳酸菌の数(密度・含有量)が違います。
これがR1とヤクルト全般の一番大きな違いです。
r-1には「OLL1073R-1乳酸菌」という乳酸菌が入っていて
ヤクルト(ヤクルト400、ヤクルト1000)には「L.カゼイYIT9029」(通称:シロタ株)と言う乳酸菌が入っています。
明治R-1とヤクルト、内容量やカロリー、
入っている菌の数を比べてみます。
(R-1の砂糖不使用・低カロリー商品は除いています)
内容量 | 菌の数 | 入っている乳酸菌 | |
明治プロビオヨーグルト R-1ドリンクタイプ |
112ml | 20億個 | R1乳酸菌 OLL1073R-1乳酸菌 |
Newヤクルト | 65ml | 200億個 | 乳酸菌シロタ株 L.カゼイYIT9029 |
ヤクルト400 | 80ml | 400億個 | |
ヤクルト1000 |
100ml | 1000億個 | |
ヤクルトY1000 | 110ml | 1100億個 |
ヤクルトは、
ヤクルト400は、普通のヤクルトの倍の乳酸菌、
ヤクルト1000は、普通のヤクルトの5倍、400の2.5倍の乳酸菌。
ノーマルなヤクルトを大きくしたような容器です。
ヤクルトY1000は、普通のヤクルトの5.5倍の乳酸菌が入っています。
こちらは、R-1を意識したかのような、少し細長いボトルです。
基本の菌の種類は同じですが、密度が違う!と書いてあります。
R-1乳酸菌
アールワン、と呼んでいる「R-1乳酸菌」の正式な名称は
「ラクトバチルス・ブルガリクスOLL1073R-1」
アールワン乳酸菌には、人間が持っているマクロファージ細胞や、ナチュラルキラー細胞を活性化させる作用があるらしいです。
どちらも、体内に入ったウイルスなどを攻撃して撃退したり、食べて退治してくれるイメージの細胞です。
そこから、免疫力UPにいいのでは?と期待されている乳酸菌なのです。
明治が、山形と佐賀の高齢者を対象に行った研究では、
R-1乳酸菌を摂取したグループは、R-1の代わりに牛乳を飲んだグループよりも「風邪をひきにくくなる」という結果になったそうです。
そこで、同じ地域の子どもたち(未就学から中学生まで)を対象に、
給食で摂取してもらって計測したところ、山形も佐賀も、
インフルエンザ罹患率が全国平均を下回り、
佐賀県有田町では、隣の市の1/10程度の子どもしかインフルエンザにかからなかった!と驚きの結果になりました。
これがテレビで報道されて「インフルエンザ予防にR1ヨーグルト!」と大人気になったわけです。
明治R-1の乳酸菌は、風邪やインフルエンザにかかるリスクを下げる
抑制効果があるんじゃないかな~ということで、インフル予防・免疫力UPが期待されている乳酸菌です。
動物実験の結果では、関節炎の予防効果なども認められたそうです。
ヤクルトシロタ株
対して、ヤクルトに入っている乳酸菌、
ヤクルトシロタ株は、1930年に、代田稔(しろたみのる)先生というお医者さんが発見した乳酸菌です。
代田医師は「病気になる前に、それを防ぐ」予防医学の研究の先駆者でもあり、
シロタ株を強化して「ヤクルト」を作り出した人で、ヤクルトという会社の創設者です!
ちょっと横道の小ネタですが、
ヤクルトの創設者、代田先生は「ヤクルトを毎日飲んでもらう!」ためと
「女性の労働の場を作ってあげたい!」という両方の気持ちで
ヤクルトレディーという仕組みを作ったんですよ。
だから、ヤクルトレディーさんが働きやすいように保育園や託児所を併設したりもしました。
今はそういう取り組みを多くの会社でしてますが、昭和には珍しいことでした。
そういう面でもパイオニアであります。
ヤクルトの乳酸菌の最大の特長は「生きたまま腸に届くこと」。
そう、CMやパッケージにも書いてありますよね。
でも、乳酸菌のシロタ株が生きたまま腸に届くと、どんないいことがあるの?と疑問に思いますよね。
この菌が胃液などで溶かされず、腸まで届くことで
腸の中にもともといる別の菌に影響を与えると期待できるんだそうです!
「人にとって良い働きをする菌」を増やして、
「悪い影響を与える菌」を減らすことが、実験などで確認されているそうです。
ヤクルト、ヤクルト400、ヤクルト1000、1000Yに入っている「L.カゼイYIT9029」(通称:シロタ株)。
しかもシロタ株は耐酸性の乳酸菌なので、
胆汁の中でも生きていられるため、排便されるまでずっと生きているんだって。
口から飲んでも、胃液や胆汁にやられて死滅することなく、最後まで生きている乳酸菌ってスゲーと思います。
そのため、腸内の善玉菌が増えます。
お腹の調子はもちろんのこと、お肌の調子も期待できるし、悪玉菌が減れば肝臓などの負担も減りますよね。
ただ、最後まで生きてる元気なこの乳酸菌・シロタ株は排便で体外へ排出されるので、腸に定着してくれないのです。
だから、効果を持続させるためには、毎日続けて飲む事が大切になってくるのです。
ヤクルトに含まれる乳酸菌は、
腸のバランスを整えて、免疫力の向上が期待されます。
人により、下痢や便秘の改善にもいいようです。
さらに、乳酸菌は花粉症などのアレルギー症状の緩和にもいいと聞きますので
この季節はありがたいです。
新しく発売された、シロタ株が一番多いヤクルト(ヤクルト1000to1000Y)は、
おなかの中を整えるだけでなく、ストレスを和らげたり、睡眠の質のUPが期待できるそうです。
会社の同僚さんに、夕方飲んでおくと良く眠れると聞いたので、私も最近真似してます。
そして、たしかに夕方飲んでおくと、夜にすぅ~っと、気持ちよい眠気がくる気がします。
はじめは「プラセボ効果??」と思ったら。ちゃんと書いてありました!
シロタ株が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、
また睡眠の質(眠りの質・すっきりとした目覚め)を高める機能があります。
さらに、乳酸菌シロタ株には腸内環境を改善する機能があることが報告されています
(ヤクルト1000のパッケージより)
1本あたりの価格も比較!
もちろん「1本当たりの価格」も違います。
明治R-1ドリンクタイプの1本のお値段は、税込136円(税抜126円)
Newヤクルトは、ばら売りなら1本税込44円(税抜40円)
ヤクルト400が、1本88円(税抜80円)
ヤクルト1000は、1本が143円(税抜130円)です。
ヤクルトY1000は、1本が165円(税抜150円)です。
R-1の値段は、スーパーのほか、ネット通販やドラッグストアによって少しずつ違いますね。
でも、たまにスーパーで安売りしてますが、100円を切ってるお店を私は見た事がありません。
ヤクルト1000とY1000の違いは、1000が基本的に宅配の商品、Y1000が店頭販売の商品。
宅配は「ヤクルト届けてネット」から申し込みができますが、
ざっと見た限り、定期購入での割引は見当たりませんでした。
けれど、初回に商品をサービスしてくれるキャンペーンがあったり、
保冷箱を無償レンタルしてくれたりするようなので、気になる人はチェックしてみては。
宅配はヤクルトレディが、会社や自宅まで届けに来てくれるサービスがある分、
足が悪い、買いに行く暇がない、お店での売り切れと言った心配がある方も購入しやすくなっています。
コンビニやスーパーで買えるヤクルト1000はYがつくものが主流。
入っている乳酸菌の質は同じ、乳酸菌の量が違うので(Y1000のほうが)Y1000のほうが少しだけ高いです。
自販機で売っているのはどっちなんでしょうね~
1000を売っているのはみたことないです。
どちらも、体によさそうですが、お値段も気になるところ。
毎日飲むなら、家族全員分買うなら安い方が嬉しいし、悩ましいところです。
明治R1とヤクルト、虫歯になりにくさは?
「虫歯のなりやすさ」「カロリー」を気にかけているのは、
あくまでも個人的な印象ですが、R-1かなあ~。と思います。
明治R-1
砂糖は含まれていますが、糖の形を歯にくっつきにくい形に変えています。
ですから、虫歯になりにくいこともアピールポイントのひとつにしています。
味にもバリエーションがありますし(ストロベリーや、期間限定の味など)
食べるヨーグルトタイプもありますのでカロリーはまちまちですが
カロリーオフタイプのほか、砂糖不使用のタイプもあります。
ヤクルト
糖の形を変えているといった表示はないです。
R1の糖分よりは、歯にはくっつきやすいのかな~と思います。
昔から、ヤクルトはカロリー高い!虫歯になりやすい乳酸菌飲料!とも聞きますが、
今はカロリーオフタイプもあるので、気になる方はそういったものを選ぶと良いと思います。
ヤクルトには味のバリエーションはないです。
ヤクルトの商品に味のバリエーションを求めるなら、ジョアや、食べるヨーグルトのソフールなどですね。
ジョアも、慣れ親しんだ味でおいしいです。
でも、乳酸菌の食品ですが、ジョアにはシロタ株は入っていませんから間違えないでくださいね。
r-1とヤクルト400を比較してみて分かったこと
明治のr-1とヤクルト、ヤクルト400や1000を比較してみました。
味の好みや予算の都合、
糖分や買いやすさ(ヤクルト1000)もあるのですが
2つを比較してみて、
■腸内の環境を整えることで、
体全体の免疫力UPを目指すなら、ヤクルトに軍配かな~。
■インフルエンザの予防や、ウイルスをやっつけて元気でいたい!が主目的ならR-1がいいと思います。
どちらの効果も欲しいならば、両方飲むと言う手もあります。
乳酸菌という同じ枠内にいても、違う乳酸菌です。
毎日両方飲んでも、身体に悪い影響はありません。
ただし、カロリーや糖分は視野に入れて。
■ダイエット中の方、糖尿病を患っている方は、糖分も考えあわせて飲みましょう。
私の知り合いは糖尿病なのですが1度ものすごく高い数値が出て、何かと思えば原因はヤクルトでした。
ヤクルトで比較してみると、
普通のヤクルトの5倍の乳酸菌シロタ株が入っているのがヤクルト1000ですが、
じゃ5本飲めばいいや!というのはやめたほうが…と思います。
シンプルに糖分が5倍!
どちらを飲むにしても、糖分の摂りすぎにだけは気をつけましょう。
また、どちらを選んでも、または両方選んでも
毎日飲む事が大切とのこと。
毎日飲むには高いよ~と思う方は、1日おきなどでも、よいのでは~と思います。
忘れずに、定期的に摂取しましょう!
私自身は、どちらも飲んだ事がありますが
どうしてもr-1の味が苦手でヤクルトを飲んでいました。
ジョアもミルミルも、ミルージュも、
メーカー違いますがカルピスなども(笑)
子供の頃から慣れ親しんだこれ系の味が大好きです。
ヤクルト(400じゃなくてふつうの)を飲み始めて1か月頃に旦那さんがインフルエンザになったのですが、
病院嫌いで一人で病院に行かない旦那を引っ張って病院に行っても、
1週間付きっ切りで看病しても、移らなかったです。
その後、しばらくヤクルトを愛飲していましたが、妊娠したのでカロリーが気になって
飲むのを辞めてしまいました。
そして妊娠中に旦那さんが風邪を引いた時、見事に移りました。
今思えば、ヤクルトにインフルエンザの抑制効果はあるとか
具体的に聞いたり読んだりしたことはありませんが
基礎免疫力がついて、おかげでインフルエンザにならなかったのでは・・と思っています。
あなたも、明治R-1(ドリンクタイプ)と
newヤクルト、ヤクルト400・ヤクルト1000(Y1000)を比較して
どちらがあなたに向いているのか判断してみて下さい!!
【インフルエンザ記事:ご関心のある記事があれば嬉しいです☆】
おわりに
最後まで読んで頂きありがとうございました!
この記事が参考になって、あなたの身体が健康になれば嬉しいです。
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