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突然やってくる猛烈な尿意の原因は?尿意を抑える対策はある?

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主人が猛烈な尿意で困っている。

なかなか周りの人に相談しにくい排尿
トラブル。仕事での会議中、電車での
移動中などすぐにトイレに駆け込めない
という状況もあり、尿漏れをしてしまう

ケースもあります。または仕事中に何度
も席を立つので、上司や同僚から不審に
思われているのではないか…という声も
少なくありません。

今回は高齢の男性だけではなく、20代
30代の若い男性にも多くみられる猛烈な
尿意にお悩みの方必見の情報をまとめ
ました。

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猛烈な尿意の原因とは?

・1日に何度もトイレに行く
・夜中トイレに起きる回数が多く
熟睡出来ない

・突然襲ってくる激しい尿意に
我慢できず漏らしてしまう
・排尿した後に切れが悪く、下着など
を汚してしまう

このような排尿についてのトラブルを
抱えていませんか?

我慢出来るはずの尿意を我慢するのが
辛いのは「過活動膀胱」が原因かも
しれません。

あまり聞き慣れない病名ですが、主な
症状や原因とはなんでしょうか?

過活動膀胱とは

過活動膀胱というのは膀胱に尿が溜まって
いない状態でも、膀胱が勝手に収縮をして
尿意を我慢できずに尿漏れなどのトラブル
を起こす病気です。

さっきトイレに行ったばかりなのに、急に
また尿意を感じて我慢できない
(尿意圧迫感)

日中に8回以上・夜間に1回以上トイレに
行く(夜間頻尿)

急に尿意を感じてトイレまで間に合わない
時がある(切迫性尿失禁)

主にこのような症状があります。

よく「歳を取るとトイレが近くなるなぁ」
という話がありますが、過活動膀胱は
20代、30代の働き盛りの若い男性にも
多いのです。

過活動膀胱になってしまう原因とは
一体なんでしょうか?

過活動膀胱の原因

排尿のメカニズムは膀胱に尿が溜まり
膀胱から脳に「尿が溜まった」
という信号を送ることでトイレに行き
用を足します。

この信号の送信、受信を行っているのは
神経回路です。理科の授業で習いました
よね。

膀胱と脳の神経回路で信号の送受信が
うまくいかないと意思に反して尿漏れ
をしてしまったり、十分に尿が溜まって

いなくても猛烈な尿意に襲われたり
してしまいます。

これは脳神経や脳の血管の病気が原因
と考えられていて、脳卒中や脳梗塞、
パーキンソン病などが疑われます。

他に考えられる原因としては、前立腺
肥大が挙げられます。前立腺が肥大
すると尿道を圧迫することで尿道が
狭くなります。

膀胱が狭い尿道に尿を強い力で押し
だそうとすることが膀胱に負担をかけて
しまい、尿意が我慢できずに尿漏れの
原因になってしまうのです。

脳や前立腺以外にも、心因性のストレス
なども考えられます。働き盛りの若い
男性は、仕事でのストレスも溜まりがち
です。

またストレスは体の免疫機能を低下
させてしまうこともあります。

休日にはしっかり休息をとり、気分転換
をしてストレスを溜めないように心がけ
ましょう。

猛烈な尿意を抑える対策はある?

やけにトイレが近い、尿漏れをして
しまうなどの症状がある場合はまずは
泌尿器科を受診してください。

問診や、過活動膀胱症状質問票に基き
診察をします。尿検査、血液検査、
腹部エコーなどの結果を基に、診断
されます。

過活動膀胱はほとんどの原因が「不明」
と言われています。

膀胱訓練や投薬による治療で改善して
いくケースが多い病気です。
不安がらずに早めに病院を受診しま
しょうね。

膀胱訓練ってどんなもの?

過活動膀胱を治療するにあたり、膀胱
訓練というリハビリをするように
お医者さんから指示されることが
あります。

尿意を感じてもすぐにトイレに行かず
尿意を我慢して一度に200ml以上の尿
を出せるようにすることが目標です。

これは筋トレと同じことなので最初
からすぐに結果がでるものでは
ありません。

5分我慢、10分我慢、夜中目が覚めても
我慢…と少しずつ目標を置いて訓練
していきます。

過活動膀胱はストレスが原因のことも
ありますから、失敗してしまっても
責めないでくださいね。

もし不安な場合は、尿パッドをつけて
始めてみましょう。

まとめ

泌尿器科にかかるというのはあまり経験
が無い方も多く、なんとなく抵抗があり
ますよね。

病院を受診するのは一瞬ですが、排尿
トラブルは長い間辛い思いをします。

いい仕事をするためには、健康な体
づくりから!おかしいな?と思ったら
早めに病院を受診しましょうね。

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