子供が怖がりな原因は?怖がりは克服できる?イライラするママへ
子供が怖がりな原因は何なのか?また怖がりは克服できるか、気になるところですよね。
我が家の3歳になる娘が超怖がりで、何かに怖がっては慰める毎日…
「なにが怖いんだー!」と叫びたくなることもあります。
本人のためにも、子供が怖がりな原因や克服方法・対応を調べてみようと思います。
私と同じようにイライラしているママの参考になったら嬉しいです。
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
子供が怖がりな原因は?
3歳の娘は超がつくほどの怖がりです。
他のお友達はアスレチックで遊べるのに、怖がって遊べなかったり、、
窓を開けていると「カラスがくるかも」と言って窓を閉めたり(ちなみにカラスは近くにいません)…
他にもいくらでも「怖がり」エピソードがあります。
子供が怖がりな原因とはなんでしょうか?
親が怖がり
子供にとって親からの影響はとても大きく、食事・習慣・仕事…などなど挙げたらキリがありませんね。
私が実は超怖がりで夫に急に名前を呼ばれただけでも「びっくりした!」と怒り出すほどです。
カラスが道を歩いてるのも怖いし、高い所も怖い…
親のそういう反応を見て、「カラスは怖い」「高い所は怖い」「何でも怖い」とインプットされてしまったのかもしれません。
感受性が強い
感受性が強いと怖がりになる傾向があります。
感受性が強い・豊かというのは、人の気持ちや物事の動きを深く感じとって受取ることを言います。
気が利く・優しいなどの良い事もたくさんある反面、傷つきやすかったり失敗することに怯える、というような本人にとって苦しいこともあります。
感受性が強い=怖がり と言える特徴としては、
・すぐにびっくりする
・人ごみが苦手
・大きい音や強すぎる光が苦手
などが当てはまります。
いずれも人より多く五感で情報をキャッチするので、驚きやすかったり疲れやすかったりするということなのです。
親が先回りしすぎている
例えば子供がすべりだいに初挑戦しようとしているとします。
「落っこちないかしら」「階段を踏み外さないかしら」とハラハラドキドキするのは誰でも同じです。
もちろん怪我をしないように、危険なことがないようにと見守り、行動するのは大人の役目ですが、
ある程度子供にやらせなければいけないのも事実です。
なんでも「危ないから」と言いながら先回りしていると、子供は「すべりだいは危ない、怖い」と認識してしまいます。
間接的に怖い思いをした
もう一つ例え話ですが、すべりだいで楽しんでいる最中にすべりだいの降り口に大きな犬がやってきて、
子供に向かってけたたましく吠えた。
子供は犬に吠えられて怖くなってしまい、すべりだいから降りれない…という話があったとします。
すべりだいで楽しんでいるときに犬が吠えたことで、
「すべりだいは楽しいけど犬が吠えて怖い」となり、すべりだいではなく犬が怖くなるパターンです。
更に子供によっては「すべりだいをしていると犬が来るから怖い」と思い込んで、
すべりだいも犬も怖くなってしまう可能性もあります。
子供の怖がりは克服できる?
いつも怖いよ怖いよとドキドキしている子供を見るとちょっと可哀相だなと思いますよね。
それが子供の個性、といえばそうなんですが少しでも克服させたいのが親心です。
子供の怖がりが克服できる方法を調べてみます。
事前に説明する
怖がりな子供は「この先何が起こるんだろう?」「もしかしてお化けがいるかも?」と、
色々なことを考えすぎてしまう傾向があります。
怖がりな子供には事前に説明して安心させてあげると、安心がどんどん増えていき怖がり克服へ一歩ずつ近づきます。
「病院に行くよ、優しい先生だから大丈夫だよ」
「今日は夏祭りだよ。大きい太鼓の音でみんなで踊るんだよ、楽しみだね」
のように【これからすることの説明】+【ポジティブな言葉】で安心をさせてあげましょう。
観察させてあげる
幼稚園や保育園就園前だと、体操教室やサークルなどに参加することもあると思います。
軽快な音楽が流れることに怯えてしまい、参加出来ないようなら隅に座って観察させてあげましょう。
何をしているかわからない状況にいきなり放り込まれたら大人でも不安になります。
子供のペースを理解して見守るのも大事なことです。
楽しい所なんだと理解すれば、自然と子供も参加出来るようになります。
親が怖がらないようにする
特にママが言ってしまいがちだと思いますが、虫を見て「うわぁ~きもちわるい」とか言っていませんか?
前述の通り、親がその物事に対して否定的だと、子供も同じ気持ちを持つようになります。
とは言っても無理なものは無理!というママも多いと思いますので、
触らないにせよ感想を言わないようにしてみましょう。
出来るようになるまでやらなくていい
失敗を恐れるあまり怖がりになってしまっている子には、
「いつか出来るようになるからいま出来なくていいよ」と言ってあげると安心できます。
やってみたい→失敗したらどうしよう→失敗したくない→怖い
という状態で不安に感じているようなら、いま出来なくてもいいことを強調して教えてあげてください。
やってみよう!と乗らせるのではなく、まずは気持ちを安定させることが大切です。
子供の怖がりでイライラしたら
怖がっている子供をいつも菩薩の心で見ていたい気持ちがあっても、
ついイライラしてうことがあります。
子供の怖がりでイライラしたときどのような気持ちで受け止めればよいのでしょうか。
また怖がってるなとおもしろがる
怖がりな子供を持つママならあるあるネタかと思いますが、
「こんなものが怖いの?」と思わず笑っちゃうこともありますよね。
我が家ではカーペットに落ちている黒い毛玉を見て「虫だぁぁぁ」と逃げてきます。
毛玉見て虫だと思って逃げてきた、と思うと可愛くておもしろいですよね。
なんでもおもしろがるのは良くないですが、ママがアハハと笑う姿は子供にとって安心材料ですし、
ママも楽しい気持ちになれます。
怖がる気持ちを理解してあげる
イライラするママよりも辛いですが、本当に辛いのは怖いことだらけな子供の方。
音が怖い、風が怖い、など正直言って怖いことをママが理解してあげれない物事も多いですよね。
風の何が怖いの?この音の何が怖いの?と聞いても子供も理解してないことも多いはず。
そういうときは「怖いものばかりでこの子大変だろうなぁ」と理解してあげると、
ママも子供も楽になるます。
他の子と比べない
前述した体操教室やサークルへの参加が出来なかったとき、
なんでうちの子はみんなと一緒に出来ないんだろう?とイライラしたり不安に感じます。
「○○ちゃん一緒にやろうよー」と好意で誘ってくるママに更に焦ったりしますが、
「ありがとう、もうちょっと見てるね」と爽やかにお返事して子供のペースに合わせましょう。
参加出来ている子はもしかしたら常連なのかもしれないし、
怖い物無しすぎてママも手を焼いているかもしれません。
うちの子はこれでいいんだと開き直るのもイライラしないコツです。
まとめ
超怖がりな娘を持つ私にとって、調べれば調べるほど目からウロコが落ちまくりました。
怖いよ~とすがってくるのは私が子供にとって”ママ”であること・”ママ”をやれているということの、
自信に繋がることでもあります。
マイペースに気楽に付き合ってあげたいですね。