夏を代表するにが~い野菜といえば『ゴーヤ』ですね。
にがうりとも呼ばれていますが、正式名はツルレイシです。
苦味が特徴のウリ科の野菜です。
さて、そのゴーヤ。
大人でも苦くて食べにくいですよね。
子供だったら、食べれない子がほとんどだと思います。
でも夏バテ予防にもなる、栄養たっぷりのゴーヤを
食べてほしいですよね。
そこで、子どもでも食べやすくなる調理法を紹介します
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
ゴーヤの栄養素は何に効く?
紫外線対策や風邪予防にも効果があるといわれているビタミンC。
ゴーヤには、きゅうりの10倍ほどのビタミンCが含まれています。
緑の濃い皮の部分には、カロテン、
苦い部分には、苦み成分のモモルデシン、
こういう栄養素が免疫力を高めてくれ、食欲増進にも効果があります。
まさに夏の疲れた体にぴったりの野菜だといえます。
ゴーヤの美味しい食べ方は?
大人の場合はその苦味がたまらない!という人も多いので
下処理はしないで簡単に食べられる料理を紹介します。
■ゴーヤのお浸し■
ゴーヤをよく水洗いして、両端を切り落とします。
そして縦半分に切り、スプーンでわたと種をとります。
わたに苦味があるので、苦味が大丈夫なら、
神経質に取らなくても大丈夫です。
そして、薄切りにします。
あとは軽く茹でで、水を切り、皿に盛ってかつおぶしをかけ
しょう油や、だししょう油をかけていただきます。
■ゴーヤのソテー■
薄切りにするところまではお浸しと同じです。
あとは、フライパンに油を入れ、ゴーヤを炒め
塩コショウと少量のしょう油で味付けをします。
この2つは、下処理をしないので
簡単に作ることができるので、ビールのおつまみや
一品足りないという時に、ささっと作っています。
ゴーヤの苦くない食べ方は?
苦みが苦手な人や子供が食べる場合は、
苦味が減るように下処理をします。
ゴーヤの扱い方
↓
うちでは、塩もみしたあと、軽く下茹でしています。
そうすると、小学生でも食べられます。
また、大人が食べるよりも薄目に切っています。
あまり薄くすると、栄養素が水に溶けてしまうので
注意してくださいね。
うちでは子供に食べさせる場合は、
ゴーヤチャンプルと佃煮を作ります。
■ゴーヤチャンプル■
豚肉(薄切り)を食べやすい大きさに切り、
卵は溶いておきます。
木綿豆腐はキッチンペーパーで水切りをして
あれば、もやしを洗っておきます。
ゴーヤは苦くないように、下処理をして
フライパンに少し多めの油を入れ
豚肉を炒め、火が通ったらもやしとゴーヤを入れ、
さらに炒めます。
塩コショウを少々して、木綿豆腐をくずしながら入れ
めんつゆで味付けをします。
そのあと、溶き卵を回し入れ、1~2分煮て出来上がり。
もやしはなくても大丈夫です。
うちの子はもやし大好きなので入れています。
■ゴーヤの佃煮■
ゴーヤの下処理をします。
(厚みは2~3ミリに切ってください)
ゴーヤは3本使います。
鍋に砂糖大さじ3、しょうゆ大さじ4、みりん大さじ2、酒大さじ2と
下処理したゴーヤを入れます。
甘めが好きな方は、砂糖を多めにしてください。
あとは、煮汁がなくなるまで中火で煮ます。
煮詰まったら、火を止め、かつおぶし8gといりごま大さじ3を
混ぜ合わせて出来上がり。
佃煮はお好みにあわせて、砂糖を多くしたり
しょう油を多くしたりして、好きな味付けにしてくださいね。
最後に
まだまだ、ゴーヤには色んな食べ方があって
サラダやあえ物などもいいですが、
簡単に作れて、子どもも食べられるのは、
今回紹介したものになります。
栄養価の高いゴーヤは、夏に食べたい食材の1つです。
暑い夏を乗り切るために、是非、食べてみてくださいね。