梅雨時期やじめじめした季節に下駄箱のカビって気になりますよね。
そこで今回は梅雨やじめじめした季節に気になるこの下駄箱のカビの除去方法やカビ取り方法、そしてカビの防止策について詳しくご紹介しますね。
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梅雨時期の下駄箱のカビ取り方法、除去方法 5ステップ
下駄箱のカビ。じめじめした日が続くと、気がつくとあっという間に繁殖してしまいますよね。繁殖してしまった場合は、どのように取り除けばよいのでしょうか。
1.下駄箱の中を空にする
まず天気のよいからっとした日に掃除を実行しましょう。
玄関や下駄箱周りの窓全てを開けて、風通しをよくしておきます。
下駄箱の中を全て出し、靴は陰干ししておきます。
2.目に付くカビを取り除く
カビの胞子が目に付く場合は、掃除機で吸い取ります。
この際、排気口を玄関の方へ向けるようにしてくださいね。
ドライシートなどで拭き取ることもできますが、
カビの色素が付くと落とすことが難しいので、そっと取り除くようにします。
3.除菌する
逆性石けんもしくは消毒用エタノールを使って、除菌します。
しっかり換気しながら行いましょう。
逆性石けんやエタノールは、霧吹きに移し、カビの部分に吹きかけ、
そのまま乾かします。
逆性石けんやエタノールは、殺菌効果はありますが、カビの汚れを取る効果はありません。
黒い斑点などを取り除きたい場合は、漂白をします。
以下のものが使えます。
・消毒用エタノール→薄めずそのまま使う
・無水エタノール→エタノールが80%になるまで水で薄めて使う
・逆性石けん→200倍に薄めて使用する
エタノールはニスやワックスを溶かす場合があるので、
塗装されていたり加工されていたりする材質の下駄箱であれば
逆性石けんのほうが安心ですね。
また逆性石けんのほうが割安なので、広範囲に掃除する場合にもよいでしょう。
4.漂白する
酸素系漂白剤を使って漂白することもできます。
50度程度のお湯に酸素系漂白剤を溶かして作った漂白ペーストを使ってみましょう。
念のため、目立たない場所でテストしてみてから使ってくださいね。
漂白ペーストは、塗って乾燥するまで放置します。乾燥したら使い古しの歯ブラシなどで
はぎ取ります。その後、固く絞った雑巾で拭き取りましょう。
もしくは、ホームセンターなどで白木用漂白剤を販売していますので
こちらを使ってもよいでしょう。
塩素系漂白剤はおすすめしません。
塗装されているものや、加工されている材質のものは、
塩素系漂白剤によって素材を傷める場合がありますし、
木材の場合は使った箇所が黄変する可能性があります。
漂白も、しっかり換気しながら行いましょう。
5.乾燥させる
消毒や漂白をした後は、しっかり乾燥させましょう。
扇風機を下駄箱の中にあてると、乾きが早くなります。
下駄箱にカビが生えていた場合は、
靴にカビが生えていることもあります。
靴のカビの取り除き方はこちら
梅雨時期の下駄箱のカビ防止策 4つの方法
カビが繁殖するのは、以下の条件がそろった時になります。
・温度 20~30度
・湿度 70~80%
・栄養源となるものがある
・酸素
本格的に梅雨入りする前によく掃除するとともに
湿気対策を行うようにしましょう。
その1 梅雨入り前によく掃除しておく
本格的に梅雨入りする前の、天気がよい乾燥した日に
掃除を行いましょう。
・下駄箱の中の全ての靴を陰干しします。
・空になった下駄箱の中を、エタノールや逆性石けんを使ってしっかり拭き掃除します。
・扇風機などで完全に乾燥させます。
その2 下駄箱の扉を開けておく
下駄箱は、できる限り扉を開けておき、
湿気がこもらないようにします。
玄関や下駄箱周りの窓も時々開けて
空気が対流する環境を作っておきましょう。
特に晴れてからっとした日に行うと効果的です。
全開でなく、細く開けておくだけでもよいですね。
その3 靴を乾かしてからしまう、靴を入れすぎない
靴の収納のタイミング、収納方法についても見直してみましょう。
濡れてしまった靴は、しっかり乾かして
汚れをとってから下駄箱に仕舞います。
また、下駄箱の中に靴を入れすぎないようにもしましょう。
空気の通りが悪くなり、カビの繁殖しやすい状況になります。
その4 新聞紙や除湿シートを敷く
新聞紙や除湿シートなどを使って
下駄箱内の湿度を取り除くのも効果的ですね。
ある程度湿気を吸い取ったら
交換したり、天日干ししたりするようにしましょう。
まとめ
気になる下駄箱のカビ。
繁殖してしまう前に上手に対策して、気持ちよく梅雨を乗り切りましょう!