雨の日に大活躍する長靴。濡れずに済んで助かる反面、完全防水ゆえに蒸れや臭いが気になります。
そんな長靴の蒸れ、臭い対策をまとめました!
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長靴の蒸れ対策 4つの方法
一日に足のかく汗の量は、約コップ1杯分と言われています。
長靴の中で足が蒸れてしまうのも、当然といえば当然。
短時間ならともかく、夏場や梅雨時期に長時間履く場合は
何らかの対策をしておきたいところ。
少しでも快適に履くためにはどうすればいいのでしょうか。
5本指靴下を履く
5本指靴下が指の間の汗を吸い取ってくれ、
足の指にまとわりつくじめじめ感を軽減してくれます。
このとき、素材選びには注意してみてくださいね。
絹は、夏は涼しく、冬は暖かな素材。足の汗や毒素をよく吸い取り
外に排出してくれます。ただし、高価で傷みやすいのが難点。
綿も同じく汗をよく吸い取ってくれますが、一旦濡れると
じめじめとして乾きにくい。絹より安価で持ちもよいけれど、
長時間長靴を履く場合は、靴下を履き替えるなどの工夫が必要です。
化繊は汗を吸い取らず、蒸れてしまい、かえって不快に感じる場合もあります。
登山用靴下を履く
通気性のよい厚手の登山用靴下を使う手段もあります。
一般的に登山用靴下は、クッション性や吸湿速乾性、保温性など
機能面でも優れているものが多いです。
登山中の靴の中の湿度も長靴と同じように高くなります。
普通の靴下を履いていると、皮膚が汗を含み柔らかくなって
傷つきやすくなってしまいます。
そうならないためにも乾燥しやすく、
フィット感の高い素材が使われているのですね。
少し高価になりますが、こうした靴下を利用するのもよいでしょう。
吸湿性の高いインソールを使う
インソール、中敷きは、近頃は高性能のものが出ていて
吸湿性のあるものもたくさんあります。
使い捨てのものを使用する、
使い捨てでないものは使用していないときは陰干しして吸湿力を保つ
など工夫しながら利用してみましょう。
足の不快感や負担を軽減することができるはずです。
使い捨てペーパーインソール「アシート」
http://item.rakuten.co.jp/asheet/489875
制菌・通気性・吸水速乾 銀イオンインソール
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↑長靴専門店ですので、他にもいろいろな商品がありますね。
日本野鳥の会 バードウォッチング長靴用インソール
http://item.rakuten.co.jp/cavatina/slim-707
一回り大きなサイズを履く
長靴はあえて少し大きめのサイズを履いてみましょう。
ちょっとぶかぶかする程度のサイズ感です。
特にふくらはぎ部分に余裕のあるサイズ選びを心がけます。
ふくらはぎ部分から湿気が抜けやすくなり、
通気性を保てます。
長靴の臭い対策 4つの方法
高温多湿になりがちな長靴。足の汗と体温で細菌が繁殖する条件が
作られがち。つまり、臭いも気になるところですね。
長靴の臭いには、どういった対策があるのでしょうか。
風通しのよい場所で陰干しする
少なくとも使用した後は、風通しのよい場所で
陰干しします。
直射日光にあてると、ゴムが劣化してしまいますので
天気のよい日に日陰で干しましょう。
ドライヤーを使って乾かす
とはいえ、梅雨時期などは使う頻度は高いのに
干せる環境ではないですよね。
そんなときは、ドライヤーを使ってみましょう。
長靴の中に温風を通しておきます。仕上げに冷風をかけておきましょう。
乾燥させるだけで、臭いはずいぶん軽減されます。
重曹を使って消臭する
重曹には、臭いや湿気をとる効果があります。
使い古しのストッキングや靴下の中に、重曹カップ1/2ほど入れ、
一晩靴の中に入れておきます(重曹がこぼれないように端を結んでくださいね)。
玄関にいつもおいて置けば、忙しい時でも手軽に消臭・除湿できますね。
消臭スプレーを使う
靴の消臭スプレーやファブリーズなどの除菌スプレーを使う手段もありますね。
家に帰って脱いですぐ、スプレーをかけておきましょう。
これも手軽な手段です。
携帯タイプなら、お座敷などの飲食店や
会社でサンダルに履き替えるときなどといった
必要な場面ですぐに使えて便利です。
長靴のお手入れ方法、ケア方法
最後に、長靴のお手入れ方法をおさらいしてみましょう。
・まず汚れや泥を水かぬるま湯を使い柔らかい布で落とします。
洗剤を使う場合は中性洗剤を使用し、よくすすぎましょう。
・よく水気をとり、直射日光を避け風通しのよい場所で乾かします。
・除湿、変形防止のため新聞紙や厚紙を入れ、折り曲げずまっすぐに立てて保管します。
・車のトランクなど高温になる場所や、直射日光の当たる場所は、劣化の原因になるので
避けましょう
まとめ
雨の日には強い味方となってくれる長靴、レインブーツ。
蒸れや消臭の対策をして、履いた後にはきちんとケアし、
長く快適に履き続けたいですね。