妊娠中の疑問の1つ・・カラーリングはしても大丈夫??
妊婦さんならほとんどの方が悩むことではないでしょうか。
妊娠中のカラーリングには十分、注意が必要だと言われています。
ではなぜNGといわれているのか?や、妊娠時期別のポイントや注意点や、
比較的安全に負担をかけずに出来るカラーリング方法もお伝えいたします。
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妊娠中のカラーリングはNG?
なぜ妊娠中のカラーリングは注意が必要なの?
妊娠中はホルモンバランスが不安定になっています。そのため、お肌がとても敏感になっていたり、髪の毛が抜けやすかったり傷みやすくなっています。
頭皮もとても敏感になっているので、カラーリング剤が染みて痛みを感じたり、炎症を起こしてしまう可能性が高くなってしまいます。
妊娠中は臭いに敏感になる方が多いですので、カラーリング剤の臭いで気持ち悪くなってしまったり、長い時間椅子に座る、シャンプーで態勢を倒す・・・などの態勢になることでお腹が張ってきたり・・と妊婦さんの体にとって大きな負担がかかってしまうのです。
妊娠中のカラーリング 胎児への影響はあるの?
妊娠中のカラーリングには注意が必要と言われるのは上記のような妊婦さんへの体に負担がかかるということでカラーリングをしたから直接 胎児への影響があるなどという医学的根拠は見当らないのです。
妊娠中のカラーリング 初期安定期後期では?
・妊娠初期
このころはとてもデリケートな時期です。
匂いに敏感になったり、異様に体がだるかったり、微熱状態が続いたりします。
さらに、トイレの回数も増え、下痢症状になったりすることも・・・そんな時期に美容院で長時間、同じ態勢で、カラーリングするとつわりで気持ち悪くなってしまったり、トイレに行きたいのに行けない・・・など辛いことがたくさん出てきてしまいます。
この時期は、特に体を第一に考えて安静にしておくことが大切です。
・妊娠安定期(妊娠5か月~)
この時期は妊娠初期の不安定な体調やつわりがだいぶ落ち着いてくるころです。
妊娠初期の不快な症状が楽になるのでこの時期に様々なことをされる妊婦さんが多いのです。この時期は比較的、体にも精神的にも負担をかけずにカラーリングすることが出来るでしょう。
・妊娠後期(8か月~10か月)
この時期はお腹もどんどん大きくなってきて、胎動も激しくなってきています。
大きなお腹を抱えているのでバランスも取りにくくなり、動くことがしんどくなってきます。
また、子宮に押し上げられて胃のもたれなどの不快感や、膀胱を圧迫され頻尿に悩まされることもあります。
さらに、今まで以上にお腹が頻繁に張ってきますので、長時間同じ態勢でいること、シャンプーで体を倒すことで体への負担、行きたいタイミングでトイレに行けないこと・・・などの精神的な面でも妊婦さんにとって大きな負担がかかってしまいます。
10か月に入るとどんどん赤ちゃんが下に下がってきていつ生まれてもおかしくない時期になりますので、この時期の美容院は出来る限り避けた方がいいでしょう。
妊娠中に負担をかけずにカラーリングするには?注意点と工夫について
妊娠中のカラーリングは様々なことを考えながらでないといけませんよね・・。
実際に私も妊娠安定期にカラーリングをしました。
その時、いろいろと調べたり、美容師さんに相談をしてカラーリングをしたのですが、オススメなのは「無添加のカラーリング剤を使う」ということです。
サロンによれば、100%無添加のカラーリング剤を使用しているところもたくさんあります。
通常のカラーリング剤に比べて、髪への負担も頭皮への負担も少ないのです。
もう一つは、あらかじめ美容師さんに妊婦であることを伝えておいてください。(ベストなのは予約の時点で伝えておくことです。)
そうすることで、予約時間を少し余裕をもって取ってくれたり(トイレ休憩なども考えて・・・)、座った時に負担がかからないための工夫をしてくれたり(クッションやひざ掛けを貸してくれました。)、少しでも早く終わるためにスタッフさんを配置してくれたり(ドライヤーは2人がかり)・・・様々な工夫をしてくれます。
赤ちゃんのためにもあなた自身のためにも遠慮せず、美容師さんに伝えてみてくださいね。
おわりに
そして、妊娠中にカラーリングしたことを後悔しないでください。
お母さんが悩むことが一番、赤ちゃんにとっては負担がかかってしまいます。
お母さんだっておしゃれしたいですもん!
これから生まれてくる可愛い我が子のために、笑顔で素敵なヘアチェンジをしてくださいね。
もちろんその日の体調と相談しながら、体を第一に考えてくださいね。