ハーブにはたくさんの種類があって目的にあった
ハーブを探すのは大変ですね。
ここでは家庭向きで料理にそのまま使える身近な
ハーブの中のバジルを中心にご紹介します。
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
バジルをプランターで栽培する方法
ハーブの中でもバジルは夏の暑さにとても強いです。
日当たりと水はけのよい土を好みます。
成長の速度が早くすぐに収穫できます。
一般にバジルと呼ばれるものは スイートバジルの事を指します。
ここでもスイートバジルをバジルと呼びます。
バジルの栽培 苗から育てましょう
初めてバジルを育てる方は苗から育てることをおすすめします。
種からまいて育てようとすると発芽までの時間がかかり
毎日お世話をしたにもかかわらず芽が全然でないということもあります。
苗の選び方は、株がしっかりとして節が詰まっていて
葉が青々して多いものを選んでくださいね。
わが家は5月のゴールデンウィークに植え付けをします。
プランターの大きさの目安は、80cmで3株植え付けできます。
鉢の場合7号に1株です。
バジルの栽培 日当たりは?
バジルを育てるときの大切なポイントは 日当たりです。
ベランダで栽培する時も日当たりには注意が必要です。
バジルは太陽が大好きです。
でも、直射日光に当たりすぎると葉がかたくなるので注意してくださいね。
バジルの栽培 水やりの仕方
バジルを植え付けた後 たっぷりと水をやります。
その後は土の乾燥を見ながら水やりをします。
乾燥しているか確かめる時は 人差し指を差し込んで土の中をさわってみてください。
湿った土がついてきたらまだ水やりは必要ありません。
乾いた土はぱらぱらしていますので、水をあげてください。
水は葉にかけずに土にかけるようにします。
カビ防止のためです。
プランターや鉢植えは特に乾きやすいので注意しましょう。
バジルの栽培 肥料のあげ方
植え付ける土はハーブの培養土が便利です。
バジルはグングン茎を伸ばし葉も増やし成長していきます。
追肥はうすめた液体肥料を2週間に1回あたえます。
肥料なしでもよく育ちますので、プランター栽培ではバジルの
生育が悪いなと感じたら液肥を与えましょう。
バジルの栽培 摘心のタイミング
なぜ摘心は必要なのでしょう?
ヒョロヒョロの苗を1本育てるよりも、横に葉や枝を増やす
効率的は栽培を行うためです。
バジルの葉が8枚から10枚に増えてきたら
はさみで先を切ってしまいましょう。もったいない気持ち
がありますが切った所から2本生えてきます。
葉も増えてきてどこを切ったのかもわからなくなります。
花が咲いたら栄養を花にとられ葉がかたくなります。
花芽はどんどん摘んでしまいましょう。
バジルの栽培 収穫
いよいよ収穫です。
収穫するときは茎の先についている葉っぱから
収穫していきます。またそこから次々新しい葉が出てきて増えていきます。
収穫したバジルは水を吸収しやすいので、水洗いはせず
ぬらしたキッチンペーパーでやさしく拭いてから使いましょう。
バジルの栽培 葉の色の変化の理由
バジルの葉が黒くなるのは 低温障害といわれています。
バジルは日当たりが良い場所に置きましょう。
生育期間は6月から10月です。
日当たりの悪い場所やキッチンなどに置き、
水やりを毎日していると6月頃はまだ気温
が高くないため低温と水のやり過ぎで
葉が黒くなることがあります。
また苗のポットのまま育てている場合は
ビニールポットが小さく栽培には適していません。
必ず植え替えましょう。
その小さなポットに毎日水やりをしていては
水分が多くなって根が腐ってしまうんですね。
プランターの場合も葉が黒くなっている場合も
土の乾燥を確認してから水やりをしてください。
バジル栽培 葉の色が黄色に?
プランターでバジルを長期間育てていると、
元肥をしていても、どうしても肥料切れになってきます。
肥料が不足してくると、葉が小さくなり葉の色が黄色くなり
生育も悪くなってきます。
液肥、置き肥のどちらでもいいので、
追肥をします。
また、香りが少ないと感じた場合は日光不足です。
キッチンで育てている場合
日光が当たりにくく香りが出ない事があります。
日光にあたる場所に置き換えてください。
バジル栽培 害虫対策について
他の野菜に比べて虫の被害は少ないです。
被害にあった葉があればちぎって捨てましょう。
アブラムシはバジルの生育期間の6月から10月まで発生しやすくなります。
アブラムシの駆除方法
薬剤で駆除する方法
ガムテープなどで直接貼り付けて取り除く方法
牛乳を散布する方法があります。
薬剤を使いたくない場合は ブラシやぬれた布を使って
取り除いてください。また、アブラムシは黄色を好むため
黄色い粘着テープを仕掛けておくと、
被害を防ぐ事ができます。
化成肥料は、アブラムシが好む窒素成分(アミノ酸)
が含まれています。
窒素成分の多い肥料には注意してくださいね。
害虫の早期発見 早い目の駆除
そして何より虫が多くなる真夏の前に収穫をしてしまいましょう。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
バジルの育て方をご紹介しました。バジルは初心者の方も育てやすいハーブです。
ぜひ 栽培の参考にしてくださいね。