秋を迎え、食べたくなるのがおでん!と
いう方も多いと思います。
コンビニでもおでんのいいにおいが
して、ついつい買ってしまう方も多いの
では?
おでんの具材に入れる順番があるのを
ご存知ですか?おでんの具材を入れる
順番や、野菜などの変わり種の具材に
ついてご紹介します。
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
おでんの具材をいれる順番を教えて!
おでんはたっぷりの出汁の中でじっくり
味を染み込ませるものですが、入れる
順番によってより一層おいしくおでんを
つくることが出来ます。
下ごしらえからいれる順番までのポイント
をまとめましたので参考にして下さいね。
具材の下ごしらえ
・大根
大根は好みの太さに輪切りしたら十字に
隠し包丁を入れて、予め下茹でをして
おきましょう。
固めに茹でたら、一旦水にとって
冷ましておきます。水で茹でた大根を
冷やすことにより細胞が壊れ、出汁が
染みやすくなります。
・卵
卵は固めのゆで卵にして、殻をむいて
おきましょう。
・こんにゃく
こんにゃくは格子の模様に隠し包丁を
入れたら、多目の塩で塩もみをして
5分ほど置いておきます。
水でざっと塩を洗い流したら、たっぷり
のお湯で5分ほど茹でましょう。
こうすることでこんにゃく特有のにおい
が消え、食べやすくなります。
・揚げ物
がんもどきや厚揚げなどの揚げ物は
油抜きをするとより出汁の風味が豊かに
感じられおいしく食べられますし、出汁
が濁りません。
時間がないときはざっとお湯をかけまわ
し、キッチンペーパーで水気を取るだけ
でもいいのですが、余裕のある時はお鍋
にお湯を沸かし、さっと茹でましょう。
具材を入れる順番
下ごしらえが終わったら、いよいよ具材
を出汁の中に入れて煮込んでいきます。
具材を入れる前に出汁を沸騰させたら
そのあとはずっと弱火です。沸騰させて
しまうと透き通った出汁が濁ってしまい
ます。
入れる順番は、火の通りにくいものや
味の染みにくいものからです。
大根、卵、こんにゃく、昆布、ちくわ
から順番に入れましょう。
30分ほど煮込んだら、練り物、揚げ物を
入れます。これらの具材は加熱処理して
ありますから、味を染みさせる目的で
煮込みます。
練り物、揚げ物がふっくらとしてきたら
出汁を吸い込んだサイン。最後にはんぺん
などの柔らかいものを入れ、出汁をかけ
ながら味を染みさせます。
1時間ほど煮込めば具材に火が通り、味も
染みていますが、お昼頃から仕込んで夕飯
に食べるくらいがしっかり味が染みて
おいしく食べられますね。
おでんの具材は野菜もアリ?主婦アイディアの野菜おでん
おでんは練り物や揚げ物が中心で、野菜
が大根しか取れないのがちょっと残念な
ところでもありますよね。
主婦のアイディアが光る、野菜おでんを
ご紹介します。
ロール白菜
白菜を一枚ずつ剥がしたら、下茹でを
します。まきすでぐるぐるときつめに
巻いて、かんぴょうでぎゅっとしばり
出汁の中にいれます。
練り物や揚げ物と同じタイミングで
入れると味がよく染みます。
芽キャベツ・ペコロス
芽キャベツやペコロスはベビー野菜
ともいわれ、味が凝縮してとっても
おいしいですよね。
皮を剥いてきれいに下処理をしたら
竹串にさして出汁の中で煮込みます。
簡単で見た目も美しい、具材になります。
トマト
定番になってきたトマトは、別の小鍋が
あると便利。皮を湯剥きして小鍋に取り
わけた出汁の中で弱火で温めます。
煮込みすぎると溶けてしまいますので、
トマトが温まったら火を止めましょう。
食べるときにもう一度温めればOKです。
じゃがいも
こちらも定番となった、じゃがいもは
煮くずれを防ぐためにトマト同様に別
の鍋で味を染みさせるのがおすすめ。
品種は男爵ではなく、メークインに
すると煮くずれしにくくなります。
一旦火を通してから出汁を染み込ませ
ますが、下ごしらえとしては蒸すのが
おすすめ。皮ごと蒸して、皮を剥いて
から別の鍋で出汁を含ませましょう。
おでんの具材の変わり種を知りたい!
1シーズンに数回やると、どうしても
飽きてきちゃいますよね。この章では
ご家庭でもすぐに真似出来る、変わり
種のおでんの具材を紹介します。
水餃子・シュウマイ
冷凍やチルドのものを、出汁にぽんと
入れて温めるだけ!仕上げにねぎを
散らしたり、からしをつけて食べると
おいしいですよ。
私はポン酢をちょっと垂らして食べて
います。酸味でひきしまってより
おいしく食べられます。
カマンベールチーズ
お酒のお供にぴったりなのが、カマン
ベールチーズです。普通のプロセス
チーズでは溶けてしまうので、カマン
ベールチーズがおすすめ。
別鍋で温めたトマトのおでんと一緒に
食べると、とろっと溶けたチーズと
トマトが抜群の相性!ブラックペッパー
をかけてどうぞ。
さといも巾着
さといもは独特のぬめりがあり、おでん
の具材に適さないのでは…?と思いがち
ですが、油揚げの中に入れてしまえば
問題ありません。
皮を剥いて茹でこぼしたさといもを
油揚げに入れて上部を爪楊枝でとめます。
大根や卵などに味が染みてから、練り物
と同じタイミングで煮込んでください。
まとめ
子供から大人まで家族みんながおいしく
食べられるおでんは、おかずにおつまみ
にと大変重宝しますよね。
最近では、具材の旨みがたっぷり出た
出汁を使ったうどんをしめに食べるのも
ブームになっていますね。
たっぷりの出汁で優しく煮込んだおでん
をお楽しみくださいね。