たけのこをゆでるのはめんどうな作業ですが、
美味しく食べたいですよね。
そこで今回はたけのこのゆで方と保存の仕方、
皮をむいてしまったり米ぬかがない場合のとっておきの
方法をご紹介します。
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たけのこのゆで方と保存方法
採れたてのたけのこは早くあく抜きをしたほうが美味しくいただけます。
たけのこの下ごしらえは、外皮を2,3枚はがします。
穂先を斜めに3cmから5cm切り落とします。
たけのこの上から、縦に1本包丁で深く切り込みを入れます。皮の部分だけで実の部分には入らないようにします。
根元は浅く切り込みを入れます。
これは、火の通りをよくするためとやわらかく煮るためです。
ゆで上がった後 皮もむきやすくなります。
まず、たけのこをゆでる大きな鍋を用意しましょう。
たけのこがかぶるくらいの水を入れます。米ぬかも入れます。
分量 水2リットルに対して米ぬか30g です。
赤唐辛子をいれますが(辛味が残る場合があるので入れなくてもよい)
鍋を強火にかけ煮立つまで待ちます。
煮立ったら弱火にして 鍋よりひとまわり小さいお皿で落し蓋をします。
弱火にしてから40分から1時間くらい煮ます。
この時 水が減ってきたら、たけのこがつかるぐらい水をたしてください。
たけのこに竹串をさしてスーッと通ったらゆで上がりです。
ゆで上がった後は ゆで汁につけたまま冷まします。えぐみを解消するためです。
急に冷やしたら えぐみが出るので冷蔵庫にはいれません。
冷えたら真水につけて冷蔵庫へいれます。1日1回水を交換して数日から一週間は保存できます。
たけのこのゆで方 皮をむいてしまった場合
下準備のときに知らなくて皮をむいてしまった!
大丈夫です。
皮をむいてしまってからも同じようにあく抜きはできます。
皮付きのほうをお勧めするのは、筍の風味を逃がさず、皮の成分がたけのこを白く柔らかくさせるからです。
同じように、たっぷりの水と米ぬかをいれて煮ます。
皮をむいてしまってから煮る場合、うまみ成分が多少は抜けてしまいますがしっかりとあく抜きができます。
たけのこのゆで方 米ぬかがない場合
大きなお鍋も 米ぬかもない!
大丈夫です。
米ぬかにはえぐみをとる働きがありますが、ない場合はお米のとぎ汁 お米で代用できます。
たけのこを縦半分に切り 皮をむいてしまいます。だいぶん小さくなって小さいお鍋で出来ます。
同じようにたっぷりのとぎ汁にたけのこを入れて煮ます。
米ぬかよりもふきこぼれの心配がないです。
たけのこのゆで方 米ぬか とぎ汁 米 がない場合
米ぬか とぎ汁 米 がない場合ですが
重曹で代用できます。水1リットルに対して小さじ1杯 5g。
同じように たけのこが柔らかく竹串が通るぐらいまで煮ます。
たけのこのゆで方 にがりで代用の場合。
次は にがりで代用の場合について
水1リットルにたいしてにがり 10mlから20ml。
にがりも 米ぬかに比べてふきこぼれが少なく後片付けが簡単です。
米ぬか同様に40分から1時間煮て下さい。
たけのこは新鮮な採れたてを あく抜きするのが一番いいです。
保存は、水につけて冷蔵ですが真空パックにいれると 長持ちします。
この場合も冷蔵ですが、4,5か月保存できます。
酸素を通さない真空パックがあれば とても便利です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回の内容をご参考になさって
たけのこのおいしい季節には是非
あく抜きに挑戦してみてくださいね。