だんなさんの転勤や、結婚、ペットを飼いたいからと
引っ越しの理由は様々ですが
賃貸とはいえ敷金礼金などの費用や
引っ越しに費やす労力を考えると出来るだけ失敗はしたくないものですね。
「ここに引っ越して良かった」
と思えるように物件探しのポイントをお伝えしますね。
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
賃貸の選び方のポイント
不動産屋に行くのは内見から
特定の物件を決めないまま
不動産屋さんに直接行ってしまうのは、
いろいろな物件をすすめられて時間を無駄にしてしまいます。
なので、物件を探すにはインターネットやチラシ、雑誌などで
情報を収集してから
内見をするために不動産屋さんに問い合わせをしましょうね。
情報を逃さないようにする
自分に合った新着物件を知るために
検索サイトで希望条件を登録しておきます。
メールで新着情報の通知がくるように設定すると
忙しくて物件を探すのに時間が取れない時でも
最新の物件だけは知ることが出来ます。
物件は早い者勝ち
掲載日が、最近で気になる物件は
早めに内見の予約をとりましょうね。
今閲覧できる物件は最新の空き物件か、
人気がなくて残ってしまっている物件のどちらかです。
内見で気に入らなければ契約をしなければいいだけなので、
良い物件か否かを確認する機会を逃さないようにしましょうね。
間取りと専有面積を確認する
お二人で住むのであれば
居間と寝室の分けた2DK以上の広さで
専有面積は40㎡以上をおすすめします。
その後お子さんが生まれた後も住み続ける予定でしたら
部屋数を1つ増やして3DK以上で専有面積は52㎡以上をおすすめします。
ただしテラスハウスのように階段が室内にある場合
専有面積に階段の面積も含まれているので注意してくださいね。
エアコンが付いているか確認する
エアコンがついていないと
自分で購入して工事も頼まなければなりません。
また、次に引越をする場合取り外す必要がありますが
業者さんに頼むと標準でも1万円前後は料金がかかります。
はじめからエアコンが付いているとこれらの料金がかからないだけでなく
エアコンが故障した際の修理代も貸主(大家さん)の負担になります。
エアコンの修理は保証期間が過ぎてしまうと
出張費と修理代で1万円以上はかかりますので
できるだけエアコン付きの物件を探すことをおすすめします。
子供可とペット可の確認をしましょう
お子さんがいたり、ペットを飼われたりする方は当然確認する事項ですが
誰でもお子さんの声やペットの鳴き声は騒音に感じます。
古い物件では居住者を増やすためだけに
子供可やペット可にしているときもあります。
静かなところで暮らしたい方は子供不可ペット不可の物件か
子供可やペット可でも騒音を防ぐ防音性能があるか確認が必要です
マンションとアパートの違い
物件探しをすると同じ集合住宅でも
マンション・アパートと分けられていますが
その違いを不思議に思われることもありますよね。
一般的にアパートは木造造りが多く、
マンションは鉄筋コンクリート造りが多いとの認識で
マンションの方がアパートよりも優れていると思われがちです。
しかし、その定義はないので不動産屋さんも木造や軽量鉄骨造でも
マンションと言う事ができます。
つまりマンション、アパートという名称にはこだわらず
構造を確認するようにしましょうね。
構造の違いは遮音性に現れます。
遮音性は低い
・木造
・プレハブ造
・軽量鉄骨造
遮音性は高い
・鉄骨鉄筋コンクリート造
・鉄筋コンクリート造
・鉄骨造
遮音性が高いのでご近所さんの物音は比較的気になりませんが
建築費がかかるので賃料は高めです。
また、大きめの建物になるのでやや広めの道路が前にあると
人や車が多い通りだと騒がしい可能性があります。
内見のときに外からの音も確認をしてくださいね。
賃貸の手続きと流れ
内見して物件を決めたら
不動産屋さんで契約の準備をします
入居の申込み
入居申込書の記入をします。
名前、住所などのほか連帯保証人の住所や勤務先、年収なども記入しますので
予め確認をしておきましょうね。
また、入居申込みを記入してもキャンセルはできます。
申込み金を預けます
申込み金は契約する意思があるので
他の方からの申し込みは受け付けないようにするものです。
契約が成立しなかったとき、
また入居申込をキャンセルした場合は返還されます。
契約が成立した場合は敷金礼金などの一部に充てられます。
この申込み金についてトラブルを回避するために
申込み金を支払うときに「預かり証」を必ずもらいましょうね。
入居審査
大家さんは入居申込書から入居させるかどうか判断することになります。
これを入居審査と言い、早ければ3日ほど、長くても1週間ほどで結果がわかります。
契約
宅地建物取引主任者から
重要事項と契約の説明を受けて署名捺印をします。
重要事項説明と契約内容が違っていないか、
わからない点がないかなど確認をしてくださいね。
また礼金、敷金、仲介手数料、家賃、保険料を支払います。
不動産屋さんによっては契約前日までに口座に振り込む場合もあります。
まとめ
大抵引っ越しは人生の転機に行うもので
転勤や就職、新学期など忙しいなかに行うものです。
ばたばたと済ませてしまうと
その後何年も生活する空間が
居心地の悪いものになってしまうかもしれません。
物件探しや内見とわずらわしく思われますが
インターネットの普及で情報はいつでも入ります。
物件の情報をより多く目を通しておくと
良い物件を探せるだけではなく
さらにお得な物件も見いだせるようになりますね。