近頃CMでもよく目にする格安スマホ。乗り換えには興味あるけれど、
オンラインの申し込みだったり、トラブルには自分で対処しなければならないし、
通信速度が遅かったりするかもしれないし、そもそも設定って自分でできるの??
そんな風に思ってらっしゃいませんか?
私もそんな1人でした。けれども、我が家の通信費、携帯代だけで25000円。
どうにかしなければ・・・。
そんな思いで始めた、格安スマホへの乗り換え。
やってみたら、意外と簡単にできましたので、リポートしてみたいと思います!
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
格安スマホ、繋がらなくて困るんじゃない?
まず、スマホをどのような状況で使っているか考えてみましょう。
専業主婦の方であれば、家の中でご覧になることが多いのではないでしょうか。
ゲームをしたりすることはありませんし、
たまに動画を観ても、やはり家の中であることがほとんどです。
通信に関しては、家でWi-Fi環境が整っているのであれば
これを使えば十分だと思います。
電話についてはどうでしょうか。
電話も長電話をすることは稀ではありませんか?
ママ友との連絡も、いまやラインかメールであることがほとんど。
電話も近頃は、ラインかスカイプで事足ります。
ごくたまに、出先で宿泊先やレストランにかける程度ではないでしょうか。
いかがでしょうか。
仮に、選んだ格安スマホの通信速度が遅かったとしても
家の中にいて、家のWi-Fiを使える限り、
大きく困ることはないのではないでしょうか。
格安スマホ、どこがオススメ??
格安スマホ、扱っている会社がたくさんありすぎて、
どこがいいのか全然わからないですよね。
通信速度
会社の信頼性
利用料金
機種のラインナップ
違約金
いろいろな切り口があります。
評判の比較的よいところ、信頼のおけそうなところ、
通信速度がそこそこあるところ・・・
そんな観点で探してみて、
私の場合は、楽天モバイルかmineo(マイネオ)にしようと思い、
身近な友人がmineo(マイネオ)にしたところ全く問題がない
と話してくれたのが一つの決め手となり
mineo(マイネオ)に乗り換えることにしました。
格安スマホ、どのくらい安くなるの??
具体的に、ソフトバンクからmineo(マイネオ)に乗り換えた場合、
どの程度料金が変わるのでしょうか。
ソフトバンク 利用料金
とある月のソフトバンクの利用料金です。
機種代金 3,460円
基本料 934円
通話料 1,652円
通信料(データ定額料) 5,200円
オプションサービス料 800円
ユニバーサルサービス料 3円
割引 -2,195円
合計 9,854円
mineo(マイネオ) 利用料金
ドコモプラン
データ通信+090音声通話(デュアルタイプ)
基本データ容量3GB
利用料金 1,600円
※ただし、端末は一括購入。
月々の差額は、なんと8000円以上になります。
これは大きいですよ。
お子さんの習い事、1つ分以上の差額が毎月です。
たとえソフトバンクから5万円分の割引があったとしても、
半年で追いついてしまいます。
格安スマホに乗り換えるときは、どのくらいの料金が必要??
ほとんどの方は、いままで使っていた電話番号を
そのままお使いになりたいのではないでしょうか。
格安スマホにも、もちろんMNP(マイナンバーポータビリティ)できます。
ソフトバンクに支払う料金
① 割賦残金 24,220円
② 違約金 9,500円
③ 転出手数料 3,000円
前回購入したとき、端末料金を一括で支払っていない場合は
割賦残金を支払います。私の場合、7回分24,220円の残金がありました。
また、ソフトバンクでは契約期間(2年間)の縛りがあり、
途中解約の場合は違約金を支払う必要があります。
プランによって異なりますが、9500円の違約金が発生します。
契約更新月であれば、これは支払う必要がありません。
契約更新月まで待って乗り換えてもよいのですが、
毎月8000円もの差額があるので、割賦残金、違約金と考え併せて
より有利なタイミングで乗り換えましょう。
MNP(マイナンバーポータビリティ)する場合、
転出手数料が必要です。
ソフトバンクの場合
契約後翌々請求月末まで 5,000円
当該期間以降、または2013年9月27日以前に契約 3,000円
少なくとも3,000円の転出手数料が必要となります。
mineo(マイネオ)に支払う料金
契約事務手数料 3,000円
端末一括購入費 34,344円(税込)
※arrows M03の場合。分割払い1,325円/月×24か月も可能です。
契約事務手数料は必ず支払う必要のあるものです。
端末購入費用は、今お使いの機種によっては必要がない場合があります。
ソフトバンクの端末の中でも、SIMロック解除ができるものがあり、
その場合はそのままお使いの端末を利用し続けることができるようです。
詳しくはこちらをご参照くださいね。
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/unlock_procedure/
私が使っていたソフトバンクのiphone6の場合、
SIMロック解除できず、新たに端末を購入する必要があります。
mineo(マイネオ)が扱っている端末では
HUAWEI P9 liteの評判が良さそうでしたが、
申し込み時に在庫がなく、
二番目の候補であった富士通のarrows M03
にしてみました。
合計すると74,064円です。
これらの費用がかかることを、予め想定した上で乗り換えて下さいね。
乗り換える前に。準備編
キャリアから乗り換える場合、
いくつか乗り越えなければならないハードルがあります。
メールアドレスを変更する
一番大変な作業かもしれませんね。
格安スマホに乗り換えることで、キャリアで使っていたメールアドレスは
使えなくなります。
携帯のメールアドレスとは
ソフトバンクでは例えば@softbank.ne.jp、@i.softbank.jpなどの
アドレスのことです。
しかしここで思い切ってGmailなどへ変更すれば、
今後ずっとそのアドレスを使用でき、
キャリアを変えるからといってメールアドレスを変更せずにすみます。
Gmailであれば、PCからでもスマホからでも、
契約している会社とは関係なく使うことが出来ますし、
今後他社へまた乗り換えを検討したとしても、
この面倒な作業を二度とせずにすみます。
住所録を整理する
長年携帯を使っていると、もう連絡していない人の連絡先なども
消さずにそのままではないでしょうか?
メールアドレスを変更すると同時並行して
住所録を整理することをおすすめします。
私は、うまくバックアップをとる自信がなかったので、
念のため大切な住所はPCに保存していきました。
バックアップのためのアプリはたくさんあり、
住所録などは簡単にバックアップをとることができます。
私はJSバックアップというアプリを使いました。
http://jsbackup.net/
新しい端末へも、QRコードを読み込むだけで簡単に住所録を
移すことができました。
アプリのパスワード、IDなどを確認、保管しておく
今現在スマホをお使いの方であれば、
ラインやfacebookなどのアプリを入れて使ってらっしゃる方が多数かと思います。
今まで使っていたアカウントをそのまま引き継ぐための準備をします。
例えばラインであれば、メールアドレス、設定したパスワードがあれば
今お使いのアカウントを引き継げますので、
これらを確認しておきます。
http://official-blog.line.me/ja/archives/53494977.html
引き継ぐ必要のないアプリであれば、
新しい端末にインストールするだけですが、
引き継ぎたいアプリの場合は必要な情報を全て確認しておきます。
写真や動画のデータを移行しておく
ついでに写真や動画も整理しました。
スマホとPCを繋いで、大切な写真や動画を全部PCへ移動させました。
古い端末が使えなくなるわけではないので、
早急に必要なことではありませんが、
古い端末の中に保管しておいてもそのままになりそうでしたので。
もちろん、バックアップアプリやクラウドで新しい端末に移行させることも
できるはずですが、
データ量が多く時間もかかるように思われたので、
PCに移行させるにとどめました。
ちなみに前述のJSバックアップでは
動画や画像のバックアップは有料となっています。
以前は無料だったのですが、
今は有料になってしまいました。
いざ、乗り換え!乗り換え手順編
MNP予約番号受け取り
乗り換えの準備ができたら、
まずソフトバンクに電話して
MNP(マイナンバーポータビリティ)予約番号を受け取ります。
ソフトバンクMNPお問い合わせ窓口
ソフトバンク携帯電話から*5533
フリーコール 0800-100-5533(無料)
受付時間 午前9時~午後8時
マイソフトバンクやソフトバンクショップでも予約番号の受取りができますが、
私の場合は電話で受け取りました。
びっくりするくらい、引き留められます。
今ならポイントが付けられます、とか
Yモバイルでしたら費用がお安くすみます、とかそれはそれはもうたくさん。
今回知りましたが、これをMNP引き止めポイントと称して、
有利に機種変更される方もいらっしゃるようです。
けれども、あと2年また縛られるのはもうたくさんですので、
ここはスルーして全て「結構です」で通します。
電話が終わると
現在使っている端末のメッセージに予約番号が届きます。
この番号は15日間の有効期限がありますので、注意して下さいね。
mineo(マイネオ)へ。新規契約
予約番号が確認できたら、さっそくmineo(マイネオ)のHPへ。
http://mineo.jp/
申込みはとてもシンプル。
お申し込みはこちらをクリック
↓
お申込み手続きへをクリック
↓
エントリーコードをお持ちでないお客さまを選択して次へ進む
↓
プランを選んでいきます。
私はドコモプラン、デュアルタイプ(データ通信+音声通話)、
3G、通話定額は申し込まない、
端末を購入する、を選びました。次へ進みます。
↓
Mineoサービス端末提供条件の確認 同意するにチェック。
端末を選び、支払い回数を選択します。
↓
ここで先ほどの予約番号が必要になります。
MNPするを選択し、
MNP予約番号、現在使っている電話番号、予約番号の有効期限を
入力します。
↓
契約者情報を入力し、mineoのマイページでログインするときに使う
eoIDとパスワードを設定します。
この二つは今後使用していく大切なものなので、忘れないようメモしておきます。
↓
本人確認書類の提出
運転免許証など本人確認できる書類の画像をアップロードします。
↓
支払いするクレジットカード番号を入力します。
このカードの名義人は本人のものに限ります。
申込みが完了したら、すぐに仮申し込み確認のメールが送られてきます。
このメールの中に、お申込み完了手続き用のURLがあるので
これをクリックします。
すると、申込み完了のメールが届きますので、
新しい端末が届くのを待ちます。
他社の格安SIMでは、
申込みの時点から新しいSIMまたは端末が手元に届くまでの数日間
携帯が使えない場合があるようですが、
Mineo(マイネオ)の場合は、新しい端末またはSIMが届くまでは
今まで通りスマホを使用できます。
携帯が使えなくなるのは、切り替えをする約1時間程度だけです。
mineo(マイネオ)の端末が届いたら
数日後。mineo(マイネオ)から新しい端末が届きます。
中には「ご利用ガイド」が入っていて、
こちらには回線切替手続きの方法から、初期設定の方法まで、
とてもわかりやすく書かれてあります。
mineo(マイネオ)のHPにアクセスし、
マイページにログイン。
下の方にある
MNP転入切替/回線切替手続をクリック。
回線切替の受付時間は、9:00~21:00(年中無休)。
19:00以降に手続きした場合は、翌日午前中の切り替えとなり、
携帯が使えなくなる時間が増えてしまうので、
できれば9:00~19:00に行いたいですね。
箱の中には、ガイド、端末の他にSIMが入っています。
このSIMカードが取り付けられていたカードの裏面にある番号を入力し、
回線切替をクリックします。
切替手続が完了すると、マイネオからMNP転入切替手続受付のメールが届きます。
待っている間に、
新しく届いた端末にSIMカードを挿入します。
SIMカードはとても小さく、繊細なものですので、
ピンセットなどを使いながら大切に扱いましょう。
挿入の方法も、ガイドに書かれてありますのでご安心下さいね。
引き続いて、Googleアカウントの設定、WiFi設定、メール設定をしていきます。
全てガイドの指示通りなので、迷うことはほぼありません。
一通りの設定が終わったら、開通作業は終わりです。
住所録を取り込む
住所録のデータ移行は、JSバックアップというアプリを使いました。
旧端末で「かんたんデータ移行」を選択し、「データを取り出す」を選択。
アカウント登録し、パスワードを保管しておく。
QRコードが表示されます。
新しい端末にJSバックアップをインストール。
新しい端末でJSバックアップを起動し、「かんたんデータ移行」を選択します。
データを取り込むを選択。
データを取り出した時に登録したアカウントのパスワードを入力します。
取り込みたいデータを選択して、スタートをクリック。
ラインなどのアプリをインストール
予め保管しておいたパスワードなどを使いながら
ラインなど必要なアプリをインストールしていきます。
ここまでできたら、
ほぼ今まで通りスマホが使える状態になっているのではないでしょうか。
まとめ
以上、ソフトバンクのiphone6からmineo(マイネオ)への乗り換え体験記でした。
乗り換えてみるまでは、うまく乗り換えられるか
使い勝手がよくないのではないか、いろいろ心配でしたが、
乗り換えて数週間、今のところ快適に使えています。
迷っておられる方、私のようなSIMって??という状態でも
簡単に乗り換えられましたので、
勇気を持ってぜひ乗り換えてみて下さいね!