最近よく耳にする、産後クライシス。
出産のあと夫婦仲が悪くなり、最悪の場合離婚してしまうケースもあるようです。
そうならないために、産後クライシスを回避するために私が実際にやっていた回避方法をご紹介します。
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産後クライシスを回避するためには?
NHKの朝の情報番組「あさイチ」で取り上げられてから、よく耳にするようなったキーワードの「産後クライシス」。
産後2年以内に急激に夫婦仲が悪くなる状況を意味する造語です。
私と夫は一回り歳が離れていることもあり仲の良い夫婦だと思っていましたが、産後のガルガル期にはさすがに勝てず、かなり頻繁に喧嘩していました。
喧嘩をすると本当に疲れるんですよね。
言い合ってスッキリ!ということにもならなくて、「あんな言い方しなきゃよかった」と後悔ばかり。
更に子供にも夫婦喧嘩の声を聞かせてしまったことも申し訳ない気持ちになり、0ヶ月~6ヶ月くらいまでは毎日落ち込んでいたように思います。
あるとき「このままじゃだめだ、この夫婦を見てこの子は育つんだ」と思い立ち、なんとか脱しようと決意。
具体的にどんなことをしたのか、ご紹介します。
絶対に寝落ちしない
子供を寝かしつけるとき、添い乳や添い寝をするお母さんは多いと思います。
私もしていましたが、横になっているのでものすごく眠くなりますよね。
このまま寝れたらいっぱい寝れるな~と思いながらも、私は絶対に寝落ちしませんでした。
娘を寝かしたらそーっと部屋を出て、夫とその日あった出来事などを話しました。
テレビはつけず、見たい番組は録画してとにかく夫と向き合う時間を作りました。
手を繋いで寝る
我が家は娘・夫・私の並びで寝ています。
(私の寝相が悪すぎて娘を踏んづけてしまってから、この並びになりました(笑)。)
産後、喧嘩が頻繁になってからはどんなに喧嘩しても、どんなに腹が立っていても手を繋いで寝るようにしました。
内心ムカムカしていても、手を繋ぐとどうでもよくなることもあります。
正直に言えない「ごめんね」の気持ちもなんとなく伝わるような気がしますよね。
「行ってきます」はママが1番
行ってきますのチューやハグ。
パパの元気の源になっているという家庭も多いと思います。
我が家も娘と一緒に見送りをしていますが、娘が産まれてからは娘にハグをしたあと私に、という順番でした。
なんとなく、”ついでに感”があるなぁと思っていたんです。
この順番をママ→娘にしてみたらどうだろう、と夫に提案し、翌朝実行してみました。
なんと…!
ものすごく大切にされてる感があるんです。
まるで一夫多妻制の第一夫人になったような気持ちです。
娘はまだよくわかっていないようなので、このまましばらく第二夫人になってもらうことにしています。
察してほしいはやめた!
女性は心の本音を言わなくてもわかってほしいと思う生き物です。
私も察してほしかったのですが、いつまでも察してくれないとわかったので諦めました。
今までは、
「疲れたな~」→(夕飯の片付けしてほしいなぁ)
「甘いもの食べたいな~」→(私が一番好きなスイーツ買ってきてね)
と、届けテレパシー!のような気持ちでいましたが、もちろんわかってくれる訳ないんですよね。
なので、とにかく自分の本当の気持ちは言うことにしました。
「体力ゲージは残っているけど気力が0なので夕飯の片付けは出来ません」
「甘いものが食べたいので帰りに生クリームが乗っているスイーツを買ってきてください」
可愛げないなぁと自分では思いましたが、これが夫にとってはとってもわかりやすかったようです。
私も、「洗い物するから座ってて!」とサクサクとやってくれる夫に、感謝・感動の気持ちでいっぱい。
お互いにとても良い気持ちでいられますよ。
ぶつかったときは紙に書く
男性の脳は理論的思考、女性の脳は感情的思考だと言いますよね。
夫婦喧嘩をすると、夫は理屈・妻は感情で話をしますから、全くかみ合わなくなるときがあります。
妻は感情で話をするので本当に疲れますよね。
時には泣いてしまうこともあると思います。
結果、「もういいっ!」となり、話の結論が出ないうちに強制終了…
そのうちまた同じことで喧嘩して、また強制終了…
これにものすごく疲れた私は、男性の理論的思考というポイントに目をつけ、意見がぶつかったら紙に書くことにしました。
・そもそもの争点はどこか
・どう改善すべきか
などを紙にざざっと書くのです。
そうすると夫婦同じく目線で争点が見えるのでとにかく穏やかに話し合いが進んでいきます。
大体夫婦喧嘩って「なんで喧嘩したんだっけ?」と思うほど下らないことだったりしますよね。
紙に書きだすとますます下らなさが際立って、お互いに爆笑、なんてこともありました。
まとめ
産後クライシスを打破した私の体験談をご紹介しました。
産後は体調や情緒が安定せず、大変な日々が続きます。
夫婦二人三脚で力を合わせて、がんばりましょう!