紫外線対策が目に必要な理由をご存知でしょうか。
紫外線量は、意外にも、真夏よりも
5月6月の方が多く、
ピークを迎えようとしている
今からの対策がとても大切なんですよ。
お肌同様に守りたいのが
「目」です。
今回は紫外線対策が目に大事な理由と
目を紫外線から守る5つの対策グッズをご紹介しますね。
目次:知りたい箇所へジャンプできます。
紫外線対策が目に必要な理由
まずは、紫外線対策がなぜ必要なのかを
ご説明します。
日差しに含まれる紫外線には、UV-A、UV-B、
UV-Cの三種類が有り、その違いは
波長の長さです。
UV-Cは、地上に届く前にオゾン層によって
遮られるので、
防ぐべきはUV-AとUV-B。
波長が短いほど
生物に対する影響が強いのですが、
波長が長いほど
皮膚の深くに入りこむという性質が
あります。どちらも要注意ですよネ。
UV-A
UV-Aの波長は320-400nmです。
UV-Aは、肌の表皮を突き進み、
真皮にまで到達します。
真皮にあるコラーゲンや
エラスチン線維を破壊し、
しわ・たるみなど老化の原因となります。
UV-Aは曇りや雨の日にも届いています。
ガラスも通過するので、
屋内でも窓際などでは注意が必要です。
UV-B
UV-Bの波長280-320nmです。
UV-Bは、肌表皮のDNAや細胞膜を破壊し、
炎症や火傷といった
日焼けトラブルを起こしたり、
しみやそばかすを増やしてしまいます。
UV-Bの人体に与える影響は、
UV-Aより圧倒的に強く、その有害性は
UV-Aの600倍~1000倍にもなります。
~SPFとPA~
日焼け止めを始め、
UVカット効果の有る製品に
その効果を表す際に表示される
「SPF」と「PA」。
SPFは、
UV-Bを防止する効果を表す数値で、
数値が大きい程その効果が高く、
「SPF50」が最大になっています。
PAは、
UV-Aを防止する効果を示し、
PA+~PA++++で表します。
+が多いほど、その効果が高くなります。
目が紫外線を受けることで、
脳から
メラニン色素を作る指令が出されます。
日焼けを防ぐには、お肌のみならず、
目の紫外線対策が
とても重要になってきます。
そして
紫外線が目に直接与える悪い影響は
というと・・・
・長時間紫外線に当たると、
充血したり、角膜がヒリヒリするのは、
UV-Bの仕業です。
・UV-Aは、
当たってすぐに症状が現れる事は
ありませんが、水晶体まで到達し、
老化を早め、「白内障」や「黄斑変性症」
の原因になってしまいます。
肌のきめや白さを守ると共に、
大切な目の機能を損ねることが無いように、
長時間外出する時には、出来るだけ
万全の態勢を整えたいものですネ。
それでは続いて、紫外線から目を守る
具体的な方法をご紹介します。
目への紫外線対策に有効な5つのグッズ
サングラスもしくはUVカット眼鏡をかける
サングラスは色が濃いほど良いという
訳ではありません。
むしろ色の濃いサングラスをかけると、
暗い中でものを見ようとする為に
瞳孔が余計に開かれて、
そこから紫外線が入り易くなる欠点が
出てしまいます。
色の濃すぎるサングラスは避けること。
大切なのは、UV加工の確かさです。
表示を注意してみて頂きたいのは、
UV-Aをきちんとカット出来るものかという部分。
UV-Aは、角膜の奥の水晶体にまでダメージを
与えますから、特に防ぎたいもの。
その上で、UV-Bを防げたら尚良いですね。
紫外線透過率が低いものを選んでください。
透過率が1%だと、
紫外線カット率が
99%ということです。
透過率ではなく、カット率で表示されている
こともあります。(UV380、UV400など)
この場合は、数値が高いほど紫外線をカット
出来るということで、UV400で紫外線カット率が
99%です。
形について。
おしゃれなことも大事ですが、
小さなものだと、
レンズの周囲から入る紫外線を
カバー出来ません。
出来るだけ輪郭に沿った、
顔との隙間が少ない、
きちんと目を覆える感じのものが、
紫外線対策にはお奨めです。
目鏡のUVカット加工も
どんどん高品質になっています。
ちなみにあの眼鏡市場では、
眼鏡一式の価格に 4320円税込で、
『パーフェクトUVブロック』という、
SPF50・PA++++のUV加工を施してもらう
ことが可能です。
(超薄型、遠近両用対応)
帽子や日傘を使用する
色が濃い(黒色に近い)程、紫外線を
防ぐ効果が有ります。
帽子は、つばが8センチ以上有るものを
選びましょう。
色に関わらず、UVカット加工で
作られているものも有ります。
UVカット加工は、長期使用や洗濯で
効果が落ちてしまうものがありますが、
そんな時の対策としては、
カワグチ 衣類の紫外線カットスプレー 10-191(420mL) |
こちらの商品のような、
紫外線防止加工用のスプレーが
市販されています。
目薬
UV対策用の目薬が市販されていますので、
紫外線の強い季節には
使用すると良いですネ。
まとめ
いかがでしたか?
お肌とともに、
目を紫外線から守ることも
とっても大切なことが
おわかり頂けたかと思います。
どうぞ上手に紫外線対策をして
アウトドアライフを楽しまれて
下さいね♪