さて、ピロリ菌の一次除菌は薬ときちんと飲んで終わりました!
次はどうするか?というと、何はともあれ再度ピロリ菌判定のため検査です。
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■ピロリ菌除菌後の検査 期間は?
ピロリ菌の薬を無事飲み終えた後は、再度検査をしなければならないですね。
判定の検査を受けるのは薬を飲んでから1~2か月後というお医者さんもいれば、6か月後というお医者さんもいます。
私の場合は先生から「1か月後」と言われたのですが、偽陰性と診断されたらいやだなぁと思い、2か月後に検査を受けました。
ちなみに「偽陰性」とは本当はピロリ菌が退治されていないのに、検査の時点ではいなくなっていた…という判定です。
例えば検査を受ける時点で別な抗生物質を飲んでいたために見つからなかったというようなことがあり、なんちゃってで陰性になってしまったケースなどです。
■ピロリ菌除菌後の検査 判定
ピロリ菌除菌後の判定をするには、通常のピロリ菌検査と同じです。
血液検査、呼気検査などなど。
私は呼気検査でピロリ菌除菌の判定をしました。
除菌の薬を飲み始めた1日目から胃炎の症状もなくなったので、たぶん除菌が出来ているだろうなぁと思いつつもドキドキ。
最初の呼気を取ってから、薬を飲んで5分横になります。
その後再度呼気を取って結果を待つ。
呼気検査の結果は…「結果は0.0。これはピロリ菌がいなくなったってことですよ」と言われました。
やった~~~!
長く続いたピロリ菌が原因の胃炎ともこれでお別れです。
■ピロリ菌除菌後 逆流性食道炎の私
いよいよ、ピロリ菌とさよならした私でしたが、除菌後しばらくすると胃より上のあたりが焼けるように痛いということが出てきました。
この症状が出始めてから病院へ行き診察を受けると「逆流性食道炎」とのこと。
これはピロリ菌を除菌した人の10%くらいに見られる症状なんですが、見事のその10%に入ってしまいました。
どうして逆流性食道炎になるの?というと、これまではピロリ菌が胃の中で胃酸を中和していたのが、除菌されたことにより胃酸は元の量に戻るからなんです。
胃酸が以前より増えると、胃酸が胃から食道に逆流していくんですね。
胃酸は強い酸なので、食道はその刺激に耐えられず炎症を起こすというメカニズムのようです。
ただ、私が診察を受けた時の先生の言葉によれば、
「ピロリ菌除菌後の逆流性食道炎はずーっと続くわけじゃないから大丈夫だよ。胃酸を抑える薬を飲みながら胃が慣れるまで待ちましょう」
と言われ、安心しました。ホッ!
ピロリ菌除菌から1年半経ってようやく胃酸を抑える薬を飲まなくても良くなってきました。
が、未だに逆流性食道炎の症状はたまに続いています。
定期的に診察を受けていますが、いつも決まって聞かれるのが「最近疲れてない?ストレス溜まってない?」です。
胃や食道などは第二の脳のようなもので、疲れたり、ストレスを感じたりすると敏感に反応するということらしいです。
暴飲暴食を控えて、毎日穏やかに過ごすことができたら、あっという間に逆流性食道炎も治っちゃうかもしれませんね!
私ももう一息がんばろうっと。
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