楽しみにしていた旅行。でも台風の動きが怪しい。。。。目的地を直撃するかも!?もし台風が来て飛行機が飛ばなかったら、旅行代金はどうなるの?ホテルのキャンセル料は?帰りの飛行機が飛ばなかったら?そもそも台風を理由にツアーをキャンセルできるの?
など、今日は台風でキャンセルするかもしれないツアーについてお伝えしたいと思います。
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台風で飛行機が欠航する条件は?
飛行機が飛ばないっていつ決まるの?と疑問に思いますよね。こちらとしては、早く知りたい!と思うのですが、台風による強風圏や暴風圏は、必ずしも実際の風の強さと一致するとは限りません。空港での風の強さが欠航するかどうかの判断基準になります。飛行機が欠航を決めるのは、通常ですと当日の朝くらいに決まることが多いようです。ですが、各航空会社によってそれぞれの判断マニュアルがあり、一概にどういう条件なら飛ばないと言うことはできませんし状況によって異なります。
ちなみに、
と言う場合もあれば、管制塔から離陸の許可が出るまで20分くらいねばり、横風が弱くなった隙に離陸する。と言う機長もおり、機長判断によるところも大きいのではないか?と思います。
このように直前まで欠航が決まらないことも多々あります。
また、目的の空港上空まで行っても天候不良で降りられず、天候の回復が見込めないため、出発空港まで引き返し欠航となった場合もあります(^^;)
こういうケースは、手数料なしで航空券の払い戻しが行われたりします。
また、乗るはずの往路便が欠航になった時点で(臨時便が出る可能性がある場合でも)ツアーの中止を求める事も可能です。この場合、キャンセル料は請求されません。臨時便でツアーに参加する事も出来ます。ですが、観光地に到着するのが遅れたため生じた事に関しての補償は受けられません。例えば、基本のツアー以外にオプションで付けたものに関しては交渉となる場合が多いようです。ただしツアー自体が中止になった場合は通常なら全額返金されます。
台風で欠航して行けなかったホテルのキャンセル料は?
ツアーで参加する旅行の場合、原則として旅行会社により中止になれば特別な条件がない限り、キャンセル料はかかりません。ツアー代金も全額払い戻しされます。
当たり前ですが、ツアーの一部として設定されているホテルのキャンセル料もかかりません。
とは言え「台風が目的地を直撃しそう。飛行機の便にも影響が出そうだし今回はやめておこうか」などの理由で、キャンセルした場合は、キャンセル料が発生します。
つまり、ツアー自体が催行中止になる前に自己判断によるキャンセルは、キャンセル料の対象となります。
ツアーの中止が決定になったという連絡があるまでは、自己判断せず空港に行く事は必要です。飛行機が飛んだ場合は、自己都合のキャンセルとみなされてしまいます。
台風で飛行機の帰りの便が欠航になった場合は?
こちらも原則として、往路便が飛べば、天候に関係なくツアーは成立しています。例えば、ツアー参加後に台風で帰り飛行機が欠航となったとしても臨時便等が飛ぶ場合には、返金はありません。
帰りが次の日になってしまう場合の宿泊費や滞在費は、自腹です。基本的には悪天候などによる欠航は旅行会社、航空会社に責任はないので、旅行者の自己負担となります。
旅行会社によって対応もさまざまです。まずは、パンフレットの後ろに小さい字でいろいろ書いてあるので(^^;)契約前に必ず読むことをおすすめします。疑問に思うことがあれば、問い合わせをすることも大切です。
あとがき
せっかくの旅行ですから、楽しく行きたいですよね。でも台風などの天候は旅行会社も航空会社も旅行者も不可抗力。ちょっと悔しいですが、こればかりはどうにもなりません。旅行者による判断が大きくなりますので、家族やお友達とよく相談して決めて下さいね。