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りんご病の症状 子供の場合は?流行期と感染経路 潜伏期間長い?

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ほっぺがりんごのように真っ赤になることからりんご病と呼ばれるこの病気。
正式には伝染性紅班(でんせんせいこうはん)と呼ばれていて、子供に多くみられるウイルス性伝染病の1つです。
正式名称はありますが、この先は簡単にりんご病と書きますね。

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りんご病の症状 子供の場合は?

子供のほっぺが赤くなると、まずは暑いのかしら?(私ならまずこれかな…)、それとも熱があるのかしら?などと考えませんか?
そうじゃなければ…う~ん、湿疹かあせもか、それともじんましんか。
それから、保育園で何か流行してたっけ?などなど。

ちなみにりんご病はだいたい5年周期で流行時期が訪れるとも言われています。
前々回は2007年、前回は2011年だったようですので、次は2016年?

まずはどんな病気なのかを子供と大人でそれぞれまとめてみますね。

子供と大人の症状はほとんど同じですが、ちょっとだけ違いもあるようです。
りんご病は子供に限らず大人ももちろん感染する可能性はあるんですが、特に妊娠初期から中期(12から20週くらい)の妊婦さんは、風疹と並んで胎児に影響のある病気として注意すべき病気になっているんです。

大人の症状もきちんとわかっておくことも必要ですよ!
今回は子供の症状についてです。

■子供の初期症状

実は子供と言っても2歳以下はあまり感染することがないようです。
5~9歳くらい、小学校の時期が多いと言われています。

実は初期の症状というのは表現が正しくないかもしれません。
というのは、私たちが良く知るほっぺが真っ赤になるという段階では、なんと既にウイルスの感染力は失われているからなんです。

この赤みが出てくる1週間から10日前に軽い風邪のような症状が出ることがあります。
微熱や咳、鼻水などですね。
ちょっと熱があるかな?ちょっと鼻水が出てるかな?くらいの軽い症状です。
この段階で、保育園や幼稚園、学校などでりんご病が流行している場合は、ちょっと疑った方が良いかもしれませんね。

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その後、ちょっと頬が盛り上がるような感じで紅斑(こうはん)と呼ばれる赤い発疹が両側に出てきます。
言葉は悪いのですが、両方の頬をパチンパチンと叩いた後の様な赤みとお伝えしたらわかりやすいでしょうか!?
平手打ち…というやつです。

頬に紅斑が出てから、その後腕や足の外側のレースのように発疹が広がるという特徴もあります。

りんご病の流行期は?

■りんご病の流行期
例年ですと春から7月初めにかけて感染者が増えると言われています。
暖かくなる頃から夏の間と覚えておきましょうね。

前述の通り、感染力自体は弱いウイルスのなので、インフルエンザのようにあっという間に大流行!ということはないでしょうけれど、保育園や幼稚園、学校などで感染者が出ている時はご注意くださいね。

お住まいの自治体の感染情報を参考にするもの良いですよ。

りんご病の感染経路は?

■りんご病の正体とその感染経路
りんご病は「ヒトパルボウイルスB19」というウイルスによって起こる感染症です。
(親になってつくづくわかりますが、本当にウイルスってたくさんあるんですねぇ…)

このウイルスの感染経路は感染者の咳やくしゃみなどを通して移る経口感染と感染者が使ったものの唾液などから移ってしまう接触感染の2つです。
感染力は弱いとされていますが、保育園や幼稚園、学校など集団生活をしている環境では移りやすくなるのも仕方ないですね。

一度かかると抗体が作られ二度と感染することはありません…とは言われていますが、確実にそうとは言えないようですね。

りんご病の潜伏期間は?

■感染から回復まで
潜伏期間は約10~20日。
長いですねぇ!

その後、紅斑が出てから1週間くらい掛けて自然に治癒していきます。

赤みが消えてからも1ヶ月くらいはお風呂に入った時、風に当たった時、日光に当たった時などに、また出てくることもあります。
だいたい完全に治るまでには1ヶ月くらいかかることもあるようです。

お風呂にはもちろん入っても良いのですが、かゆみを伴う場合は、病院の先生に相談してかゆみを抑える薬を処方してもらってくださいね。

さて、次は大人の場合はどういう症状か?というのを見ていきましょう。

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