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りんご病 妊婦は検査が大事!治療予防法と登校登園許可は?

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伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)、通称「りんご病」の子供と大人の症状がわかったところで、検査方法とどのように治療していくか、予防はどうしたらよいかをまとめてみましょう。

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りんご病 妊婦は検査が大事!検査方法は?

発疹の出るタイミングになるまでは「風邪かしら?」という程度なので判断が難しいかもしれませんが、周りにりんご病が流行している場合は、りんご病を疑ってみて早めに病院へ行ってみると良いでしょうね。

■りんご病の検査方法

血液検査をするとその抗体などで感染がわかります。
でも、一般の検査ではそこまではせず、特徴的な症状が現れているかどうかで判断をするようです。
頬が赤い、手足の外側に紅斑と呼ばれる発疹があるなど。

ただし、妊婦さんに関しては別です。
「周りにりんご病の流行が見られる」、「軽い風邪の症状がある」など、りんご病感染の心配がある場合は、とにかく早期にかかりつけの産婦人科で、血液検査を含む必要な検査をしてもらってくださいね。
お腹の赤ちゃんの生死にかかわる問題にもなりかねませんので…。

りんご病の治療予防法は?

■りんご病の治療法

りんご病の治療法は有効なワクチンなどはありませんので、対処療法によって自然に治るのを待ちます。
早めに病院で受診をし、お医者様の指示に従いましょう。

■りんご病の予防法

ウイルス性の感染症なので予防する方法はまず手洗いとうがい!ですね。
これは流行の有無にかかわらず他の病気の予防にもなりますから、大人も子供も常に心がけておきましょうね。
うがいがうまくできないお子さんは、子供向けの消毒液でゴシゴシするということだけでもしておきたいものです。

それから妊婦さんに限ったことではないのですが、感染者には接触しないことも予防の1つ。
感染者が使ったスプーン、コップなどの使いまわしには避けたいところです。

りんご病 登校登園許可は?

■登園・登校時期について

最後にりんご病になったらどのくらい休む?ということ。
お子さんのいるご家庭では気になりますよね。
あれこれと病気があって、どの病気がどのくらい登園・登校禁止なのか。

りんご病の判断を難しくさせるのは、軽い風邪の症状が出ている時に一番感染力が強いということ。
その頃にはもう他の人に感染させている可能性があり、りんごのほっぺになった時には感染力はほとんどありません。
正直なところ、りんご病とは気づかずに、「ちょっとの風邪なら大丈夫か~」と登校・登園させてしまうパターンが多いのではないかな?と思います。

というところで、2015年度時点で文部科学省では。りんご病に感染した際の登校(園)の目安をこう定めています。
「発疹期には感染力はほとんど消失しているので、発疹のみで全身の状態がよい者は登校(園)可能」
ただし、念のため保育園や幼稚園の場合は問い合わせてみましょうね。

そうそう、もちろん体調の悪い間はゆっくりと休んでくださいね。

おわりに

りんご病は病気自体恐ろしいものではないのですが、妊婦さんは例外です。
もしこれから赤ちゃんが欲しいなと思ってる方は先に抗体検査をしてみてもよいかもしれませんね。

子供も多くの子が感染するよくある病気なので、流行期や周辺の感染情報などには十分気を付けておきましょう!

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